ミニマリストの冬の過ごし方
ミニマリストにとって、冬は大きな課題を課せられる時期です。
普通の人であればどんなに無駄を省いても、容赦無い寒さには成すすべもなく、暖房を使ってしまうこともあるでしょう。
それは無駄を嫌うミニマリストにも言えることです。
では、厳しい寒さに耐えるためにどんな方法があるのかご紹介していきましょう。
カーテンを利用した節約術
ここでは、実際に暖房費をかけずに寒さを難なく超えていける方法をいくつかご紹介していきたいと思います。
家の中で一番薄い場所、それは窓なんです。
二重サッシや防音性能を高めた窓などはこれに該当しませんが、普通のご家庭にある窓は一枚のガラスで出来ているものが多いと思います。
ガラス一枚ですから、冷風を防ぐことは出来ても冷気を防ぐことは出来ません。
ですから、窓からの冷気を防ぐのが一番最初の課題となります。
冷気は空気の層が厚いほど伝わりにくいことをご存知ですか?
この特性を生かして、厚手のカーテンなどを使い窓を封鎖してしまいましょう。
遮光カーテンであれば、光と共に熱を遮断する効果も高いため。冷気の侵入と熱の排出を防いでくれます。
湿度を利用した暖気術
湿度が高いと体感温度が高くなるため、湿度を上げることは寒さ対策にとても有効です。
温度と湿度の関係性を感じる手っ取り早い方法は「夏」にあります。
日本の夏はとても湿度が高く、湿度80%以上を超えることもよくあります。
湿度の高い日は、気温が低くて蒸し暑くて息苦しいですよね。
湿度が上がると体感温度が大きく向上するのです。
冬に関しても同じことがいえ、雪の降る気温の低い東北よりも気温の高い関東の北風の方が寒さをより感じる場合があります。
この特性を生かして部屋の湿度を上げましょう。
また、効果を大きく向上させるために温める範囲を狭めることも効果的でしょう。
暖房ではなく、こたつだけで過ごすことも電気代の節約に大きく影響します。
自分自身を温める
体感の寒さは自身の体温と体調に大きく影響されます。
そのため、寒さ対策をする最善の策は「自分自身の体温を一定に保つ」ことにあります。
体温を逃さないインナーを着込み、一番熱の逃げやすい足先と首元を確実に保護しましょう。
着るものは何でも構いませんが、断熱効果の高い素材を使用しているものが好ましいでしょう。
自分の熱を逃さないことによって最高のエコシステムが完成し、ほとんどの暖房機器を使用しなくても大丈夫になります。
これは例外的ではありますが、体を動かし発熱効果を高めて冬を乗り越えやすくするのもミニマリストとしては素晴らしい選択肢の一つになると思います。
ここまでに、冬の寒さを乗り越えるいくつかの方法をご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
自分に合った無理のない方法で、最高の寒さ対策を模索してみて下さい。