服を選ぶときのポイント
シンプルな暮らしを目指すミニマリストにとって、服選びは非常に大切なポイントです。
「あれも着たい」「これも着たい」と気に入った洋服をいちいち買っていると、途端にワードローブが増えてしまい、洋服ダンスがいっぱいになってしまうことが考えられます。
ミニマリストというのは、もともと持ちものを必要最小限に抑え、ストレスに感じられる無駄を省いて生活している人のことを言います。
自分にとって本当に必要なものだけに囲まれている人が、ミニマリストだと言っていいでしょう。
ミニマリストを追求していくと手持ちの洋服の数を最小限に抑えることができますので、コーデに迷ったり、洋服の管理に時間が取られたりする心配がありません。
ミニマリストが服を選ぶ際には、できるだけオールシーズン着ることのできるアイテムを選ぶことが肝心です。
特にボトムに関しては、冬限定の暖かそうなウールなどは排除して、年間を通して着ることのできるようなアイテムを揃えます。
デザイン的にも色もどんな服にも似合うアイテムを選んでいけば、トップとボトムのコーディネートで苦労する心配もありません。
夏しか着ない服、冬しか着ない服に関しては「何枚(何セット)まで」と枚数を決めて、着なくなったものはどんどん処分していくことも大切です。
基本的なアイテムとは
ミニマリストにおすすめの基本的なアイテムとしては、まずブルーのデニムパンツがおすすめです。
ブルーのデニムパンツは年間を通して着ても違和感がありませんし、カジュアルなシャツはもちろんのこと、おしゃれなツイード風のカーディガンともすんなりと合わせることができます。
ミニマリストの場合アイテムの数を絞りますので、その分、質の良いパンツを選びたいものです。
もうひとつ、定番ボトムしておすすめなのがワイドパンツです。
特に働く女性の場合には、センタープレスがきちっと入ったワイドパンツであれば、フォーマル感もあって清潔感を与えます。
足元にパンプスを合わせて足首を見せることによって、フェミニンなイメージを演出することができます。
カラーはブラックかグレーか紺、あるいは生成りなどであれば、どんなトップとも合わせることができて重宝します。
トップには、オーバーサイズの白シャツが必要不可欠です。
文字のタイトスカートと合わせればシックな印象になりますし、スキニーパンツと合わせてカジュアルなコーデを作り出すことも可能です。
また、秋冬には黒のトップスも欠かせません。
シンプルなタートルネックのセーターもいいものですが、毛足の長い上質な素材のセーターなら、おしゃれなコーデが楽しめます。
ミニマリストと言っても、お金をケチっているわけではなくて、自分のライフスタイルを楽しんでいることをファッションで表現するのがポイントです。