年賀状は捨ててもいいものなの?
なかなか捨てられずにどんどん溜まってしまうものの一つとして、年賀状を挙げることができます。
知り合いからのメッセージなので気持ち的に捨てづらいですし、年ごとの状況の変化などを知ることができるので取っておきたいという気持ちもあります。
しかしたとえ小さなサイズであっても、毎年たくさんの年賀状が送られてくると、年々増えていきスペースを取ってしまうのも事実です。
そこで、そもそも年賀状は捨ててもいいものなのかを考えてみることが大事です。
年賀状は直接年始の挨拶に行けないので、代わりに手紙で行うとか、近況報告などの役割があります。
また、知り合いの連絡先の確認のため、年賀状のお年玉懸賞のためということもあるでしょう。
こうした点を考えると、目的を果たした年賀状は不要となります。
懸賞は当選番号の確認をしたら役割を終えますし、年始ご挨拶の代わりであればその時期が過ぎれば終了となります。
連絡先については、スマホや連絡帳に転記すれば良いだけです。
こうして役割を終えた年賀状は処分しても良いことになります。
このように、年賀状はその役割を終えたのであれば、処分しても構いません。
しかし、中には心情的に捨てられないと感じるものもあるのは事実です。
年賀状を持ちつづける理由を考える
年賀状を捨てられないと思うのであれば、どうしてそれを持ち続けるのかを考えてみると良いでしょう。
もし上記のような役割を終えて、持ち続ける目的がないように思えるのであれば、思い切って処分することができます。
一方で、どうしても残したいと思える年賀状もあるはずです。
たとえば、家族や仲の良い友人が近況を写真付きで送ってきた時などです。
年賀状自体が一つの思い出となりますし、成長記録として見られます。
こうしたものは、持ち続ける目的がしっかりとあり、期限付きのものではありません。
そのため、処分するのではなく大切に保管したいと思うのも当然と言えるでしょう。
このように、自分にとってそれぞれの年賀状を持ち続ける目的がどこにあるのかを考えることで、処分するものとそうでないものをさらにはっきりとさせられます。
不要で目的を終えたものを処分することで、本当に必要なものだけを残せます。
そうすると、見返したい時にすぐに取り出せますし、紛失を避けるのにも役立ちます。
残すべき年賀状の管理方法を決めておく
すっきりと年賀状を収納するために、あらかじめずっと残したい年賀状を管理する方法を決めると良いでしょう。
たとえば、製本シールでまとめて年ごとに分類することで、思い出の品としてきれいに残せます。
もしくは時系列ではなく、「家族」「友人」といった人による分類をしてファイリングする手もあります。
写真が見たいということであれば、アルバムを購入して収納していくこともできるでしょう。