ミニマリスト 最低限の服
ライフスタイルに合わせて、余計なものを減らしていくのがミニマリストですが、衣類に関しても同じことが言えます。
服の数を減らすことで、衝動的な行動を控え、落ち着いた気持ちを持つことが出来ます。
話題の書籍「フランス人は10着の服しかもたない」では、少ない服を持つことで人生観が大きく変わることなど、色々なことが書かれています。
この書籍を参考に服が少ない場合のメリットなどを書いていきたいと思います。
服が少ないメリット
パリでは10着ギリギリ入るか分からないほどの幅のクローゼットがスタンダードらしく、そのクローゼットに少ない服が入っていると気持ちが落ち着くそうです。
着る服が決まっているという点では悩みも少なく、余計なことに頭を使わなくていいですよね。
メリットその1「物欲が収まる」
服のバリエーションが少ないため、コーディネートで買うものが必要無くなるため、実質的な買い物は減ります。
また、買い物が無いことによって、「ついで買うもの」や「興味が出て買うもの」などの不確定要素の高い買い物を控えるようになります。
メリットその2「あるもので工夫する知恵がつく」
服のバリエーションが少ないので、着こなしを工夫しないと同じコーディネートだけになってしまいます。
そのため、その時の気分に合わせて色々な着こなしを試す気になります。
今あるものでなんとかする知恵がつくので、経済的にも穏やかになります。
メリットその3「好きな服が決まる」
服が多いと、自分はどんなファッションが好みだったのか忘れてしまうことがあります。
その結果、何を着たらいいか分からず、とにかく色々買って試してみようという状況になりかねません。
ですが、予め好きな服を決めて、それだけを着ていれば常に最高の自分を保てます。
また、好きな服を着るために体型の維持をするという付加価値も生まれます。
不要な服を処分してみよう
いきなり10着まで服を整理するのは難しいと思います。
まずは自分のクローゼットに眠っている「一ヶ月以上着ない服」をピックアップしましょう。
すると、その服はほとんど必要の無いものだと気づくはずです。
「いらない」と感じたものはどんどん捨てていきましょう。
ただし、季節モノで必ず着る服は「処分する服」から除外して大丈夫です。
処分する際は、フリマアプリやリサイクルショップなどを利用して利益に変えることもおすすめです。
クローゼットを10着にする方法
さきほどの方法で、クローゼットの中はだいぶ整理されてきたと思います。
それではここからが本番です。
まずは、自分が普段から気に入っているコーディネートを3つだけ作りましょう。
すると、服は10着前後になってくると思います。
そこから自分がこれだけは譲れないと思う服のコーディネートを2つ選んで下さい。
それだけで10着は完成です。
「選ぶのは簡単だけど、手放すの無理だよ!」こんなふうに感じる方も少なくないですよね。
そこで、選んだ服のコーディネート2つ分、以外のお気に入りの服を一旦季節モノと一緒にしまって下さい。
その状態で一ヶ月間過ごしましょう。
そこで、何も感じなかったり「案外行ける」と思ったら手放すタイミングです。
もし、そこでも必要性を感じるなら、またコーディネートし直して行きましょう。
その繰り返しでクローゼットを整理出来ると思います。
大事なことは、自分が気持ちよく過ごせることなので、処分することでストレスを感じないようにしてください。
常に自分の気持ちと相談して素敵な時間を過ごして下さい。