フェイクグリーンって何？
フェイクグリーンとは、植物をモチーフとして作られた観葉植物造花類の呼び名です。
造花（人工的な植物）なので、枯れてしまうことも無く半永久的にインテリアとして飾っておくことが出来ます。
「白夜の国」と呼ばれる北欧では、環境に強い観葉植物でも枯れてしまったため、植物インテリアとしてフェイクグリーンが誕生したと言われています。
素材には主にポリエステルやポリエチレン類が使われており、本物の植物や土などが使われていないことから、手軽にいやし効果を求めるためのインテリアとして
様々なショップで活用されています。
観葉植物の様にリラクゼーション効果はあるの？
フェイクグリーンは人工観葉植物であり、マイナスイオンや酸素を発生することがないため、実質的なリラクゼーション効果はありませんが、「緑色」には心身をリラックスさせる効果があるため、アロマなどと併用することによってリラクゼーション効果があります。
また様々な形状のフェイクグリーンがあり、その見た目から本物の植物を想像できるので、観葉植物を擬似的に楽しむことも出来てしまうのです。
フェイクグリーンのメリット
1つ目のメリットは造花であることです。
本物の観葉植物であれば、土や水の管理を徹底しなければならず、比較的育てやすいと言える観葉植物であっても手間が掛かります。
また、病気や虫の発生など、植物の種類によっては別の問題なども起きてしまうため、リスクはとても大きくなります。
その点、フェイクグリーンは枯れること無く、キレイな状況を「何もしなくても保ってくれる」ため、初心者でも安心して購入出来ます。
2つ目は、設置する場所を選ばないという点です。
本物の観葉植物であれば、日光の当たらない場所に設置すると、たちまち枯れてしまいますが、フェイクグリーンであれば日光の無い地下に配置したり、窓の無い部屋に置くことも出来てしまうのです。
どんな人におすすめなの？
近年のフェイクグリーンはその精度も向上しているため、造花感が減っており、より本物に近い質感（物によっては本物の観葉植物と同一に見えるほど）が出ています。
そのため「本物の観葉植物を買いたいけど買えない」という方や、「手間をかけずにどこにでも設置したい」という方にはおすすめです。
初期費用がある程度掛かりますが、その後の維持費（水、肥料、栄養）が掛からず、半永久的に綺麗な質感を保ってくれるフェイクグリーンは、現代社会にとてもマッチしたものだと言えるでしょう。
本物の観葉植物を買うための練習として利用するのもいいかも知れませんね。
これからも進化を続けるフェイクグリーンを利用してみてはいかがでしょうか。
