大切に使い込まれた品モノ、アンティーク雑貨。道具として使われてきた雑貨も今では美術品として価値を高めています。アンティーク雑貨屋さんで販売されている、雑貨の種類やアンティークの魅力について紹介します。
アンティークと聞くと、なんとなく「古いモノ」のことだろうイメージしますよね。どのくらい古いものを指すのかというと、100年以上経過した、美術的価値のあるモノをアンティークと呼びます。これは法律でも定められているラインです。
大切に使われてきた使い込み感
アンティークの魅力はなんといっても、時代を超えて使われてきた良さがあるところです。英国や西洋雑貨からは、歴史的時代背景を想像できます。他の雑貨にはない洗練されたデザインにより、ノスタルジックな気持ちにさせてくれるアンティーク雑貨。その種類も豊富で、陶磁器やステンドグラス、真鍮(しんちゅう)などジャンルはさまざま。各アンティークアイテムに根強いファンがいます。
アンティーク雑貨の色々
ジャンル別で初心者でもコレクションしやすい、おすすめのアンティーク雑貨を紹介していきます。
ステンドグラス
誰にでも美しさのわかりやすいアンティーク雑貨である、ステンドグラス。1500年以上前から作られたガラス窓です。教会の高窓に使われている、色とりどりの窓ガラス。20世紀ビクトリア時代には機械化によって生産が加速し、一般の住宅でも使われるようになりました。アンティークのガラスは現代と製法が違うので、奥深い華やかなインテリアを演出できますよ。
アンティークミラー
アンティークミラーは今の2倍ぐらい分厚く、手を当てると鏡と自分の手の間に隙間が見えます。分厚さにある重厚感が美しいアンティークミラー。壁に飾るだけで一気に部屋の雰囲気が華やかになります。デザインの種類も豊富で代表的なものだと、定番はカッティングミラー。ミラーの枠がなく、ミラーをひし形や四角などに切りっぱなしにしたデザインです。どんな部屋にも馴染むカッティングミラーは、アンティークミラーの中でも不動の人気を誇っています。
スタンドグラスやミラーは、見た目の美しさからデザイン価値を感じやすいので、アンティーク集めのスタートとしておすすめの雑貨です。
大量生産の既製品はリーズナブルで使いやすく、人気を集めています。
デパートや街中でアンティーク雑貨として販売されている品モノは、厳密にはアンティーク「調」のアイテムを取り揃えているという雑貨屋さんも多くあります。本格アンティークが欲しい方はアンティーク専門のお店を探すといいでしょう。
一点ものや限られた数しかないアンティークの良さを知ると、コレクションにハマっていきますよ。ぜひ、気になるアイテムから1つアンティーク雑貨をゲットしてみてください。