飾っても使っても可愛い、北欧食器。北欧の長く厳しい冬を乗り切るために、明るいデザインと機能性を合わせもった食器として人気があります。北欧食器には有名なブランドがたくさんあって、特徴や魅力もさまざまです。ここでは北欧食器のブランドと魅力をいくつか紹介していきます。
iittala(イッタラ)
北米食器と言えば「イッタラ」というぐらい有名なブランドの1つ。フィンランドのブランドで毎日使えるタフさと、独特な色遣いが魅力です。“自然と調和する”をコンセプトとしていて良いモノを長く使うための機能性を追求したところが、日本の文化にも似ていて親しみがもてます。シンプルなデザインで性別や年齢選ばない食器は、日本の食卓と相性が抜群です。無駄な主張がなくいつも変わらず新鮮な印象を与える、ミニマルデザインに愛着が沸いてきますよ。手に馴染む温かみや口当たりの良い形など、計算し尽くされた食器です。トップデザイナーとともに常に革新的で、普遍性のある商品を開発しているイッタラ。北欧食器の購入が初めての方には、ぜひこのブランドから北欧食器の良さを感じていただきたいです。
marimekko(マリメッコ)
フィンランドの言葉で「小さなマリーのためのドレス」という意味をもつ「マリメッコ」。50年の歴史をもつアパレルブランドです。ウニッコ柄という花のモチーフは、マリメッコのアイコン的なモチーフとなっています。食器には、大胆でカラフルなデザインが採用されていて、華やかで頼もしい印象を与えるモノばかりです。マリメッコの製品は数多くもっているのですが、自宅では主にスイーツ皿として使っています。ケーキやフルーツなどに丁度いい、13.5cmのプレートでモチーフの可愛らしさがスイーツを食べる時のワクワクをさらに盛り上げてくれます。世界中で愛されているブランドなので、友人への贈り物としても間違いのない品物です。
Rorstrand(ロールストラン)
スウェーデン王室御用達として1726年に創業したブランド。ヨーロッパでも古い歴史をもつブランドの1つです。
シリーズの中でも、Mon Amie(モナミ)が人気で私の恋人・友人という意味があるのだとか。芸術性が高く、国際的な賞を多く受賞しています。ノーベル賞授賞式後の晩餐会でもロールストランの食器が採用されたお話しは有名です。2001年に1つめに紹介したイッタラの傘下となりましたが、現在もロールスランドブランドとして格式高い製品を発売しています。
北欧食器はブランドによってコンセプトやデザインが異なり、選ぶのに迷ってしまうぐらいどれも魅力的です。デザイン性で選ぶのもいいですが、ぜひ歴史的背景も参考に北欧食器を楽しんでみてください。